闘魔鬼神伝ONI
18話「封印」




再び交差する二人




木を利用して深青めがけて飛んでいくシュリ




シュリの攻撃をかわす深青




攻撃をかわされ驚く





そこへ

「隙だらけなんだよっ!!」

振り向きざまに深青は得意の炎攻撃を放つのであった




まともに攻撃を喰らうシュリ






だが、その直後サーベルからビーム攻撃を
深青めがけて放つのであった




まさかの反撃に深青はビーム攻撃をまともに受けてしまうのであった




木にぶつかると




二人はダウンしてしまうのであった





すると深青からまぶしい光が放たれると




人間の姿?に戻ってしまったのである




「まだ・・・邪魔をするつもりなの・・・」

深青の攻撃をまともに受けたシュリはよろめきながらも
木を利用して立ち上がる

「当たり前だろ・・・」

深青もシュリに言葉を返す




深青もまた木を利用し立ち上がる




深青の言葉に納得出来ないシュリ



だが、深青に喰らった攻撃が足元にきているようで
その場に倒れこみそうになる

「自分で思っているより相当アタイの攻撃が効いてるみたいだね・・・」

深青はシュリに言葉をかける




「・・・私にそんな口聞かないで!って言ったでしょ!!」

苦しいながらも強気の発言をするシュリ




「アンタなんか嫌いっ!殺してやるっ!!」

シュリが叫ぶと

「ただじゃ殺されないよっ!!!」

深青も負けじと叫んだ




そして




ものすごいスピードでぶつかり合う二人




どちらかの血が地面に飛び散る




深青から血が流れ出る・・・

“強い・・・勝てないかもしれない・・・”

深青はシュリの強さと




一瞬の気の迷いから・・・




まともにシュリの蹴りを喰らってしまったのであった





吹き飛ばされた深青





「覚悟っ」
そこに追い討ちをかけようとするシュリ




「観念しなさいよ」
追うシュリ、逃げる深青




そして、大きく振りかぶると
シュリは一撃を・・・




だが、深青もシュリの一撃を体勢を入れ替えつつ




叫ぶと




シュリめがけて炎の一撃を




ぶち込んだのだった!!




深青の炎の攻撃をまともに喰らうと
シュリは吹き飛ばされるのであった




形勢逆転となった深青はシュリめがけてジャンプ一番




だが、寸でのところでかわされてしまう




かわしたシュリは体勢を立て直し
ビーム攻撃を撃ちまくるのであった



ビーム攻撃をかわす深青
そして・・・




馬乗りになると






おもいっきりシュリの頬にビンタしたのであった




深青はもう一発見舞おうとした瞬間
右手をキャッチされてしまう




「あなたは邪魔それだけは確かなこと」

シュリは深青に言い放つと







深青を上空高く巴投げの要領で投げると




得意のビーム攻撃を見舞うのであった




一瞬の隙をつかれる深青




「ああああぁぁぁぁーーーっ」

シュリの一撃は深青を貫いていった・・・




吐血する深青・・・




そして、無様に落ちていくのであった





着地したシュリは

「最後よ・・・」

今度こそトドメの一撃を見舞おうとするのであった




だが、まだ立ち上がろうとする深青・・・
その瞬間




体からとてつもない炎が深青の全身を包み込むのであった




再び満身創痍のまま深青立ち上がる深青
そして




体から夥しいほどの炎が天に向かって飛んでいったのであった
その直後




炎は急降下し




シュリの元へ





そして・・・




「うぎゃーーーーーーっ」

一瞬にシュリの全身を包み込んでしまうのであった・・・・




炎の中で




悶え苦しみ




シュリは・・・








崩れ落ちた・・・








だが、再び立ち上がろうとし

「・・・痛いよ・・・・・・死にたくない・・・」

最後の力を振り絞るシュリ




「いや・・・」




大きく開いた手を最後に・・・




息絶えた








シュリが息絶えた直後
深青を覆い尽くしていた炎から深青が姿を現すのだが
立つ力も残っていないのか
その場にバタリと倒れこむのであった・・・




勝利した深青は安堵の表情を浮かべるのであった




その直後・・・



「・・・い・・・痛い・・・・・・痛いよぉ・・・・」

全身に凄まじい痛みが深青を襲った・・・




息絶えたシュリ・・・




その奥には未だ立つ事の出来ない深青の姿があった・・・









深青もまた




深い眠りについた・・・





直後、深青を眩い光が包み込むと




猫の人形へと姿を変えたのであった



終わり・・・




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